ギルドの調査依頼を受けて訪れた未開の森を抜け、アルク達は立派な城と城下町を発見する。近付いてみると、そこでドール兵に襲われているラーゼルトとローブを着た少年(シモン)に遭遇する。ドール兵を蹴散らしたアルク達はシモンから森の中の城下町は自身が仕える姫『プリカ』の創造魔法によるものだと明かされる。更に「プリカの安否を確かめて欲しい」と頼むシモン。アルク達はラーゼルトと共に城下町を探索する。
一行が城に辿り着くと、待ち人が帰ってきたと勘違いしたプリカが飛び出してくる。人違いに気付いたプリカは、一行を城内へと迎え入れ、グレイという人物を探していることや、文通相手であるモスニア公国のフラウ王子を待ち続けていることを打ち明ける。アルク達が彼女にシモンについて聞くも、彼女はグレイ以外の人間を知らなかった。また、モスニア公国は300年前に滅んだ国だと告げるも、プリカは最近まで王子と文通していたと言う。彼女は「祖国に姫として迎えられる」というグレイの言葉を信じ、一度シモンの元へ向かおうとするアルク達への同行を申し出る。
一行が城門を開けようとしたその時、シモンが現れプリカは『モスニアの兵器』で、グレイはその監視役だったと告げ、一行に襲いかかる。プリカは城門を壊し、一行と共に逃げる。その夜、ステラと沢山の話をしたプリカは、仮に王子がいなくても文通した思い出は消えないことに気付く。
モスニア城跡に到着したアルク達。亡国の事実を受け入れたプリカだが、ショックは大きくないらしく「王子が友達なのは変わらない」と笑う。更にアルク達へ「もう友達よね」と言い放った。アルク達はプリカと共にシモンの小屋を目指す。
小屋には誰もいなかったが、そこで遺書を見つける。グレイは既に亡くなっていた。城に戻る一行。そこに再度シモンが襲撃し、グレイは己の父だったことやモスニア公国が滅んだ原因を明かし、「すべての呪いを断ち切って解放されるのは私の権利だ」と言い放つ。シモンに向かって対話を呼びかけるプリカ。しかし、シモンは彼女の言葉を否定して十年分の魔力を解き放ち、ロストオブリビオンを起動する。
ロストオブリビオンを倒す一行。プリカはシモンにグレイの墓の案内を頼む。シモンは墓の前でグレイについての胸中を語り、プリカへの想いを自覚。プリカはシモンを兄とし、二人は仲直りの握手を交わす。プリカはシモンに別れを告げると、去りゆくアルク達の後を追う。シモンはそれを笑顔で見届けると、天に向かって父への独り言を零すのであった。
▶︎アプリ内あらすじ
森の奥の知らないお城 | |
ギルドの調査依頼を受けて訪れた未開の森で、アルク達は立派な城と城下町を発見する。訝しがりながらも近づいてみると、ローブ姿の少年を連れた王族風の男・ラーゼルトが、相変わらず自身たっぷりの弱音を吐きながらドール兵と戦っていた | |
名前のない街 | |
アルク達がラーゼルトと共にドール兵を蹴散らす。ローブを着た少年はシモンと名乗り、森の中の城下町は自身が仕えるプリカの創造魔法によるものだと明かした。更に『プリカの安否を確かめて欲しい』と願うシモン。アルク達は快諾すると城下町に潜入して探索を開始。ラーゼルトがなにげなく街の一部に触れるとそれは砂のように溶けてしまった。本当に作り物だと再確認するアルク達。そこに突如現れたドール兵が襲いかかる | |
独りぼっちのお姫様 | |
一行が城門にたどり着くと、待ち人が帰ってきたと勘違いしたプリカが飛び出してきて、ラーゼルトを突き飛ばす。人違いに気付いたプリカは『人間はお客様だから』と一行を城内へと迎え入れ、グレイという人物を探していることや、文通相手であるモスニア公国のフラウ王子を待ち続けていることを打ち明ける | |
渦巻く疑惑 | |
プリカは、かつて一度もなかったドールの暴走に困惑する。シモンについて問われてもグレイ以外の人間を知らないし、モスニア公国は300年前に滅んだ国だと告げられても自室には最近まで文通していた王子の手紙がある。プリカは『祖国に姫として迎えられる』というグレイの言葉を信じ、一旦シモンの元へ向かおうとするアルク達への同行を申し出る | |
見つからない真実 | |
アルク達が門を開けようとするのをみて、城外の外は竜が闊歩する危険な場所だと教えられていたプリカは動揺するが、ステラに励まされ勇気を出す。そこに現れたシモンは、プリカはモスニアの兵器で、グレイは監視役だったと冷酷に告げ、プリカを倒そうと一行に襲いかかる | |
それなら、消えてない | |
復活した巨大ドールにラーゼルトが弾き飛ばされたのをみて、城門を破壊したプリカは、一行と共に初めて城門の外へ出る。その夜、ステラと沢山の話をしたプリカは、仮に王子がいなくても文通した思い出は消えないことに気付く | |
遠い昔に在った国 | |
モスニア城跡に到着したアルク達は、その荒廃ぶりに驚く。ラーゼルトは自身が持つ知識としてのモスニア亡国史を語った。アルクが城跡を探索すると、プリカの持つ手紙の紋章と似た紋章を発見。亡国の事実を受け入れたプリカだが、ショックは大きくないらしく『王子が友達なのは変わらない』と笑う。更にアルク達へ『もう友達よね』と言い放った。改めて友達になったアルク達は、プリカと共にシモンの小屋を目指す | |
老いぼれの召使い | |
小屋に残された遺書により、自らが偽りの姫であり、グレイとはもう会えないと知ったプリカ。そこに再度襲撃してきたシモンは、モスニア公国が滅んだ原因を明かし、すべての呪いを断ち切って解放されるのは私の権利だと言い放つ | |
嘘じゃない、本当の私 | |
アルク達が戦っていることに気づいたプリカは、ステラと共に駆けつけると襲撃者のシモンに向かって対話を呼びかける。場所を移して言葉を交わす二人は、やがてドールで思いをぶつけ合う。シモンはプリカの言葉を否定して十年分の魔力を放ち、ロストオブリビオンを起動する | |
今、ここにあるもの | |
力を振り絞ったシモンが放つボスドールの一撃を、プリカが巨大ドールの腕で迎撃。発生する衝撃波。ラーゼルトは王殻によってアルク達を護り抜く。静けさを取り戻すと、倒れたシモンと一人立つプリカの姿があった。夜が明ける。プリカはシモンにグレイの墓の案内を頼み、アルク達を連れて向かう。シモンは墓の前でグレイについての胸中を語れば、プリカへの想いも自覚。プリカはシモンに別れを告げると、去りゆくアルク達の跡を追う。シモンはそれを笑顔で見届けると、天に向かって父への独り言を零した | |
▶︎星見の図鑑
冒険者ギルドの依頼で調査に訪れた森。
そこにあったのは、ある筈のない巨大な城と城下町だった。
そこで一行は流浪のヘタレ王子、ラーゼルトがローブ姿の少年を連れドール兵と戦っているのを目撃する。
森の中の城は、造られた偽物だった。
偽りの物語で、偽りの人生を歩んでいた人形姫プリカ。
しかし彼女は、彼女だけの本当を見つけられていた。
家族と手を取り合ったプリカは一行と共に旅立つのだった。
関連ワード | 揺らぎの都市|創造魔法|モスニア公国|フラウ王子|ファーランド |
▶︎実装日
▶︎関連キャラクター
星見の図鑑 | ||||
その他 | ||||
Protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.
まだコメントがありません。