星乃ミコト | |||||
Name | 一人称 | 僕 | |||
種族 | 人 | CV | 十二稜子 | ||
出身 | 終局の始原 | 性別 | 男性 |
▶︎星見の図鑑
アルクがまだ、凪原アユムだった頃。夜の間だけ、公園で会っていた友達。
透き通るような肌と白髪にそして星のように輝く瞳。ステラやレーヴェ、ノヴァ達とまったく同じ特徴を持っている。
『奇跡の子』として星命会に擁されていた最初の超能力者。
後に現れた能力者に比べればその力はほんのささやかな物に過ぎなかったが運命を狂わせるには、十分な力だった。
龍に己の否定を願い少年は光の中に消えていった。
星乃ミコトは『精神感応』の能力者だった。人々の思考は、ミコトの中でこだまの様に響き幼い彼に特異的な言語能力を与えもした。だが、それは彼にとっての福音ではなかった。
己に怯える母。教団からの崇拝と畏怖。先生の期待と、憐み。
ただ母の愛を取り戻そうと振るった力は不和と不信を招き、ミコトの思惑を超えて3人の人間の死という惨劇を引き起こした。
多重世界誕生の契機となった願いはその絶望の中から生み出されたのである。
星乃ミコトが生まれなかった世界。しかし『星乃ミコトの母』が幸せになれた世界。
願いは本質的に矛盾を孕んでいた。そして龍は、ミコトの観測なくしては存在し得ないものだった。
それでも龍は、願いを果たすため遠い世界を見つめ、繋いでいく。
交じる筈の無い異世界が混じり合う多重世界構造は、このために龍が起こした『不具合』の産物だったとも言えるだろう。
再び星乃ミコトが姿を現したのは、人々が世界の垣根を超えて手を携え龍を打倒したその時の事だった。
龍の中に埋もれていた、少年の遺骸。後に上位者と呼ばれる事となる人々はこの遺骸を龍の力の媒体とするため、残留思念をも固定する生命操作術によって星の宮にミコトを封印。以後、その死は永遠に引き延ばされる事で龍の眼から隠蔽される事となった。
一人の少年と、一匹の子猫が訪れるまで彼の時は、止まったままだったのである。
関連ワード | 終局の始原|さよならの時|星命会|龍の眼|平行世界観測装置|能力者|星の宮|上位者|とある上位者の記録|シノリユウ|ウラシマ効果|始龍 |
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